天台宗総本山である比叡山延暦寺(大津市坂本本町、TEL 077-578-0047)で8月11日、東塔一帯をライトアップする夏の夜間特別拝観「法灯花(ほうとうか)」が始まった。1997年より始まり、開催は今年で13回目。
照明には今年から初めてLEDを採用。消費電力の少ない照明を使うことで環境にも配慮する。メーンとなる根本中堂をはじめ、大講堂、文殊楼がライトアップされ、一帯が幻想的な雰囲気に包まれる。
今年は大津にある10の社寺が集まる湖信会が50周年を迎えるにあたり、比叡山の地主神が祭られている日吉大社の山王祭で使用されるみこし2基が22年ぶりに根本中堂中庭に遷座される。期間中は参拝が可能。
ライトアップは日没~21時。拝観料は、大人=500円、中高生=350円、小学生以下無料。8月15日まで。