大津の小学生バレーボールチーム「比叡平スポーツ少年団」は8月31日、大津市役所を訪れ目片信大津市長に「第29回全日本バレーボール小学生大会」(8月11日~14日)での優勝報告を行った。
同チームは、比叡山の中腹にある比叡平小学校を活動拠点とし、同小学校の生徒を中心に男子20人、女子13人の選手から成る。
小野由美子監督より各試合の戦績、優勝報告が行われた。「以前に対戦したチームもあったが、その後どれくらい実力をつけたのか分からない。どの試合もあらゆる状況を想定して臨んだ」と振り返った。
報告を受け目片市長は「大きな選手もいるが、選手の平均身長としてはそれほど高いチームではない。それでも優勝という素晴らしい成績を収めることで、バレーボールは高い身長だけが決して有利ではないことを証明してくれた」と祝いの言葉を述べた。さらに、「次は勉強でも日本一になれるよう努力してください」と続けると選手たちは苦笑いし、和やかな雰囲気に包まれた。
キャプテンの近藤誉選手は「中学に行ってもこのメンバーでバレーボールを続け、もっと上を目指したい」と今後の抱負を語った。