滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町、TEL 077-568-4811)で3月14日、シンポジウム「第2回びわ湖の森の生き物」が開催される。
シンポジウムでは、「びわ湖の健康は周りの健康な森から生まれる」をテーマに森の大切さを訴える。昨年3月に第1回が開催された。
第1部では「森・里・湖のつながり」をテーマに報告会を行い、「びわ湖の森の巨樹」(朽木いきものふれあいの里の青木繁さん)、「びわ湖の森の地下世界」(多賀町立博物館の阿部勇治さん)、「森林所有者から見たびわ湖の森」(田中一則さん)、「びわ湖漁業の今」(大津漁業協同組合の鵜飼広之さん)の4つ事例報告を受けて、嘉田由紀子滋賀県知事が「びわ湖の森にあふれる多面的価値」の報告を行う。
第2部では、事例報告者5人がパネリストとなり、「びわ湖の森を元気にするための意見交換および提言」をテーマに参加者とともにパネルディスカッションを行う。同実行委員会の寺本憲之さんは「問題を解決するためにはどうしたらいいのかを具体的な施策を挙げてどんどん意見交換してほしい」と話す。
会場は同館ホール。開催時間は13時30分~16時。無料。