パラグライダーでびわ湖を一望-湖西の体験スクールが本番迎える

パラグライダーで標高1,140メートルの蓬莱山からびわ湖に向かって飛び立つ。

パラグライダーで標高1,140メートルの蓬莱山からびわ湖に向かって飛び立つ。

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 標高1,140メートルの蓬莱山からパラグライダーでびわ湖に向かって飛び立つパラグライダー体験が現在、シーズン本番を迎えている。

びわ湖に向かって飛ぶパラグライダー

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 パラグライダーが体験できるのは、「びわ湖スカイパーク パラダイススクール」(大津市伊香立、TEL )。同スクールは2006年10月に大津の湖西にある大尾山(梶山・標高540メートル)近くに開校。パラグライダーは山すその傾斜から吹き上がる風を利用しながら飛ぶもので、「標高1,000メートルクラスの場合だと6時間以上飛び続けるフライヤーもいる」と同スクールインストラクーターの山口雅裕さん。「パイロット証のライセンスを取得するには150本以上のフライト、学科など足かけ2年は必要。初心者の方でも体験できるようしたかった」とスクールを開いた。

 同スクールでは体験コースとして初歩的な操作を短時間で練習し緩やかな講習専門の斜面を使って浮遊感覚を体験する「チャレンジコース」(梶山)と、インストラクターと一緒に標高1,140メートルの蓬莱山から飛ぶ「2人乗りタンデムコース」のほか、2つのコースを組み合わせた「チャレンジフルコース」を用意する。「蓬莱山からの標高差はヨーロッパ級。国内でも1,000メートルもの標高差は白馬などに行かないと体験できない」と山口さん。年間を通じて1,000人以上が体験する。

 山口さんは「びわ湖の絶景を眼前に楽しめるパラグライダーポイントは梶山と蓬莱山、伊吹山だけ。風を利用し自然を満喫できるスポーツなので、多くの人に一度は体験してほしい」と話す。「これから夏休みにかけてシーズンもピークを迎えるので予約をとって参加してほしい」と呼びかける。

 開講時間は9時30分~17時。料金は、チャレンジコース=6,000円、2人乗りタンデムコース=8,000円~1万2,000円、チャレンジフルコース=1万2,000円~1万6,000円。予約制。

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