天台宗総本山である比叡山延暦寺(大津市坂本本町、TEL 077-578-0047)で8月11日、東塔一帯をライトアップする夏の夜間特別拝観「法灯花(ほうとうか)」が始まる。1997年より始まり、開催は今年で14回目。
照明には前年から始まったLEDを引き続き採用。消費電力の少ない電球を使うことで環境に配慮するほか、根本中堂では成安造形大学の学生によるヨシを用いたオブジェのライティングを行うほか、延暦寺会館内喫茶・ロビーではレトロ調のステンドグラスを展示する。
担当の真嶋さんは「山頂も含めて山全体のライトアップになる。お盆という時期もあり、帰省した滋賀、京都の人たちにもぜひ見てもらいたい」と話す。
ライトアップは日没~21時。拝観料は、大人=550円、中高生=350円、小学生以下無料。8月15日まで。