秋晴れとなった9月25日、大津市内の各小学校で運動会が行われた。
全国的にも珍しい「蜂の巣型校舎」で知られる大津市立石山小学校(大津市石山寺3)では全校生徒684人が、訪れた家族の前で学年ごとのそれぞれの種目を懸命に競った。
この日、朝のうちは雲に覆われていた空も昼前には晴れて絶好の運動会日和に。今回が小学校に入学して初めての運動会となる1年生は、2学期に入ってから練習したダンスや50メートル走を披露し、ゴール前にビデオカメラを持って待ち構える親たちを喜ばせた。
小学校最後の運動会となる6年生らは、一番の醍醐味「組み体操」を音楽に合わせて披露。難しい技にも取り組みこの夏に練習した成果を存分に発揮し、下級生や訪れた親たちからの拍手が飛び交った。
同小学校の鈴木靖彦教頭は総評で、「秋空の下で非常に良い運動会となった。みんなの心がそろっていることを感じることができた。失敗しても努力したこと、一緒に頑張ったことを大切にしていってほしい」と話した。