奥比叡の自動車専用道路を舞台に5月27日、自転車でタイムを競う「第2回比叡山ヒルクライム」が開催される。地元観光協会らでつくる「2012比叡山ヒルクライム大会実行委員会」が大津・滋賀の魅力発信を目的に催す。
昨年6月、自転車で世界遺産「比叡山延暦寺」(大津市坂本本町)へ登坂できるイベントとして初開催。1400人を超えるロードレーサーが参加しタイムを競った。2回目となる今回は募集定員を2500人まで増やし、関西圏を中心に多くのロードレーサーの参加を見込む。
ヒルクライムは登り坂が主体のコースでタイムを競う自転車競技。
同大会は自動車専用道路「奥比叡ドライブウェイ」の仰木ゲート~延暦寺間をレースコースとして設定。コース10.9キロのうち競技タイム反映8.4キロ、最大標高差487メートル、平均斜度4.2%のコースは昨年と同じもの。
昨年の優勝タイムは三重県から参加した男性が持つ21分11秒。
同委員会担当者は「昨年よりも多くの方に、普段自転車で走れないこの道を思いきり駆け上がって楽しんでもらいたい」と話す。
参加資格は小学校4年生以上の健康な男女で、コースを完走できる自信のある人。参加料金は延暦寺の参拝料も含み、一般=7,000円、高校生以下=5,000円。申し込み締め切りは5月7日。