2010年7月に結成された「さきらジュニアオーケストラ」(栗東市綣)が本年12月2日に開催される第3回定期演奏会に向けて合宿練習を行った。さきらジュニアオーケストラは2005年に開校したさきらジュニアオーケストラ・アカデミーを母体に結成された「我がまちのオーケストラ」。小学生からサポートメンバーの大学生まで約60人のメンバーで構成される。
月に3回の定期練習に加え、10日から4日間にわたり夏期講習が行われ11日、12日は近江兄弟社学園(近江八幡市市井町)で1泊の合宿練習を行った。最終日の12日には同学園ヴォーリズ平和礼拝堂でオーケストラの公開リハーサルが行われ、父兄や一般の来場者を前に練習の成果を披露した。
アカデミー特別顧問で演奏会の指揮を務める秋山和慶(かずよし)氏は「4日間の夏期講習でずいぶん完成度が上がった。ほぼ仕上がったのではないかというレベルまできている。本番でぜひ子供たちの素晴らしい演奏を楽しんでほしい」と語る。合宿に参加した宮本睦弓(むつみ)さん(小学校6年)は「とても勉強になる合宿だった。しんどかったけど面白かった。12月の演奏会が楽しみ」と笑顔で語った。
第3回定期演奏会は12月2日に栗東芸術文化会館さきら(栗東市綣)大ホールで開催され、ドボルザークの交響曲第8番など3曲が演奏される。チケットは一般2,000円、高校大学生1,000円、中学生以下500円で9月15日から一般発売される。問い合わせは栗東芸術文化会館さきら(TEL 077-551-1414)まで。