高校男子の全国トップレベルのバスケットチームと県内チームが戦う「やすカップ2012」が9月16日・17日、野洲市総合体育館（野洲市冨波甲）で開催される。

　バスケットボールを地域振興の起爆剤とすることを目的に、高校男子バスケットボールの強豪校を招待。2008年、2009年と開催され、今回は「東日本大震災復興支援」を掲げ、3年ぶり3回目の開催となる。

　参加チームは能代工業高校（秋田）、京北高校（東京）、光泉高校（滋賀）の3校に福岡選抜、滋賀選抜チームを加えた5チーム。総当たりリーグ戦形式で2日間戦う。福岡選抜は、九州大会上位4チーム（福岡第一高校、福岡大大濠高校、福翔高校、直方高校）からの選抜選手でチームが構成され、ヘッドコーチとして福岡第一高校の井手口ヘッドコーチが指揮を執る。

　大会を主管するやすカップ2012バスケットボール交流大会実行委員長の小林宣彦委員長は「スポーツを通じて地域の振興に寄与する目的で、開催後は本当に多くの方から続けてほしいと熱望する声を全国から頂いた。入場料やパンフレットなどの売り上げの一部は義援金として日本赤十字社を通じ被災地に届ける。多くの皆さまにお越しいただければ」と話す。

　オープンニングセレモニーでは地元滋賀出身のシンガー・ソングライター佐合井マリ子さんのミニライブが行われるほか、試合の合間にミニバスケット交流試合、子どもたちによるダンスパフォーマンス、シュートトライアル・コンテストなどイベントも行われる。入場料、パンフレット販売の売り上げの一部を義援金に充てる。

　開催時間は9時～18時。チケットは、1階席ブロック指定自由席前売り＝1,000円～1,200円、2階全席自由前売り＝700円で、野洲市総合体育館、ヤススポーツで販売中。電話注文、郵送にも対応する。