子育て主婦向けフリーペーパー「ピースマム」を発行するMOM企画「ピースマムプロジェクト」(近江八幡市桜野宮町)が、草津市、守山市と協働で作成し3月に発行した「こそだて手帳ノート」が子育てママに人気を集めている。
3年目の「こそだて手帳ノート」は草津市、守山市の子育て支援策として採用された(右=橋川渉草津市長、左=ピースマム廣瀬香織編集長)
手帳ノートはB6判64ページで気軽に持ち運べるサイズ。2011年に初めて発行され今年で3年目。4月始まりのカレンダーと予防接種スケジュール、病院ガイド、子育て支援施設、幼稚園・保育園一覧、おでかけマップなど地域の子育てに役立つ情報がまとめられている。カレンダーの部分には子育てサークルや行政のイベント情報も掲載されているほか、日々の予定を書き込め、育児日記としても活用できる。2013年度版では子ども人口が増加傾向の草津市、守山市が子育て支援策として採用、地域版として発行された。
昨年末には子育て中の母親から手帳に載せる内容をヒアリング、より充実した手帳にするため工夫を重ねた。同プロジェクトの田村麻理子さんは「子育て中のお母さんの意見をお聞きすることで、市ごとの内容を充実させることができた。手帳を活用して楽しい子育てをしていただければ」と話す。
発行部数は各市5000部。無料。市役所、公民館、保育園、図書館などの公共施設や子育て支援施設、ショッピングセンターや飲食店、イベント会場など、母親や子どもが集う所に設置する。問い合わせは同プロジェクト(TEL 0748-36-6689)まで。配布・設置場所などの詳しい情報は、ホームページで確認できる。