「びわ湖大津大花火大会」が8月8日、大津港沖一帯で開催される。今年で25回目を数え、近隣には約16,000席の有料席が設けられる。
「近江の空に雅な大輪花開く」をテーマに、びわ湖の夏の風物詩となっている同大会。大津港から打ち上げられる花火は約1万発に上り、昨年は35万人の来場者でにぎわった。
今年は「びわ湖自然散策」をテーマに、県内の4つの地域(湖南、湖西、湖北、湖東)の自然と風景をイメージした花火が打ち上げられる。中でも「湖南」の現在開催されている「源氏物語千年紀in湖都」にちなんだ花火は見どころのひとつ。そのほか、最大の見せ場では毎年恒例の水中スターマイン「地割」や、今年が初となる音楽にのせた花火「ミュージカル花火」がトリを飾るほか、25周年記念花火として10号(約33センチメートル)特別芸術花火玉が25発連続して打ち上げられる。
同実行委員会の尾上さんは「水中スターマインはびわ湖独特のもの。夜空と湖面に映える美しさをぜひ感じてほしい」と話す。
開催時間は19時30分~20時30分。有料観覧席のチケットは、前売り=3,500円、当日券=4,000円。荒天11日に延期。