成安造形大学(大津市仰木の里東4)で10月29日、開学20周年記念展示「SITES ふうこうのありか」が開幕した。
同大が春と秋に開く「キャンパスが美術館」のメーン企画として、校内の12のギャラリーとプラス1ケ所の13カ所を使って開く同展。3年前のVOL.0を含めて6回目の開催となる。前回は学生や県内を中心とした住民約2000人が来場した。
参加作家は、イシヤマアズサ+てらいまき+松本結樹、仰木ふるさとカルタ制作プロジェクト、大田高充、国谷隆志、梢夏子、小柳裕、つぶ、フェルニッチ、山内庸資、吉田周平+つぶなど20年間の卒業生が中心。在学生の企画公募もある。
常設展「学園歴史資料館」やびわ湖を望む「ガーデンギャラリー」を含めた12カ所を巡るスタンプラリーも開き、コンプリートした人にはアートな記念品を進呈する。同大職員の佐藤真理さんは「滋賀県の場所性も要素に含めた作品を自然豊かな大学内を巡りながら楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~18時。入場無料。12月1日まで。休館日は11月11日~15日。詳しくはホームページで確認できる。