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大津のギャラリー「ギャルリーオー」1周年-記念企画展やイベントも

ギャラリー入り口の横には「食」をテーマにした作品のひとつが展示

ギャラリー入り口の横には「食」をテーマにした作品のひとつが展示

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 大津のギャラリー「ギャルリーオー」(大津市中1、TEL 077-521-4515)では現在、開設1周年を記念した個展とイベントが開催されている。

大島さんの作品「パカッ」を前に、演奏後、聴衆のひとりと談笑する永川さん

 空間をデザインする大島孝之さんの個展では「食」をテーマに作られた作品が展示されている。ギャラリー入り口の横にある展示スペースにはドッチボールほどの大きさの梅干しを模したオブジェが上からつるされ、背面の壁は白米をイメージした和紙の飾り付けがされている。梅干しの下には小さなちゃぶ台が置かれており、立木観音で大島さんがもらったという厄よけ用の箸が並べられている。「今年、厄年なので厄よけに行って、もらって来た箸をせっかくなので並べた」と大島さん。

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 ギャラリー内にも「食」をテーマに作られた作品をあちこちに展示。壁一面に貼られた米のような和紙、中央には黄色で丸いオブジェが配置された作品や天井近くまでの高さのある巨大な黄色の四角い立方体が立っているなど、遊び心溢(あふ)れるさまざまな作品が。

 「今回、『食』をテーマにしたのは、まず自分が炭水化物が好きだから。拡大したモノを作り、訪れた人に疑問を持ってもらう。そして、タイトルを見て、何かということを認識してもらう。そういうことの面白さを体験してもらいたい。あと、最近の若者は日本食を食べる機会が少ない。もっとお米を食べてほしいということも訴えたかった」という。

 13日には1周年記念イベントとして、ギャラリー内で永川辰男さんによる一絃琴の演奏会「古典民族楽器 古代からのひびき」も行われた。一絃琴とは琴板に弦が1本張られただけの、日本最古と言われる楽器。永川さんは近江神宮の宮司を24年間務める傍ら、心を静める精神修養の楽器として一弦琴を覚えた。演奏はとても一弦だけで弾かれているとは思えないような多彩な音色で、配られた解説に目を落としながら懸命に聴く人の姿や目をつむり音に集中して聴く姿が見られ、観客の心を魅了していた。

 オーナーの加藤昌子さんは「ギャラリーをはじめて1年の間、いろいろ試行錯誤し、出会いがあった。2年目を迎え、また新たなスタートとして、文化を発信していきたい」とこれからの意気込みを語る。

 個展の開催時間は10時~17時。入場無料。今月17日まで。15日13時30分からは國松巖太郎さんによる県内各地にある石とそれにまつわる歴史が聞ける講演会「石にまつわる話」が、また17日14時からは「奥野隆vs末富央記」と題して、クラシックギターとゴスペルピアノの演奏会がそれぞれ行われる。イベントはお茶菓子付きでいずれも有料。問い合わせは同ギャラリーまで。

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