初売りが始まった1月3日、滋賀ダイハツ販売愛知川店（愛知郡愛荘町）で滋賀レイクスターズの選手が参加して餅つきイベントが開催された。

豚汁をよそうゴメス選手

　同社では同チームがプロバスケットボール「bjリーグ」に参入した2008-2009年度シーズンよりオフィシャルパートナーとして同チームをサポート。2009年より餅つきイベントを開催しており今回で6回目。今年度はキャプテンの小川伸也選手（#5）、ディオニシオ・ゴメス選手（#19）、溝口秀人選手（#9）の3選手が参加。駆けつけた100名を超えるブースター（ファン）とともに餅つき、フリースロー大会を楽しんだ。イベント最後には選手によるサイン会も開催された。

　東近江市から親子3人で来場した植田浩史さんは「子供もミニバスットボールをしており日頃からレイクスを応援している。けが人が多く心配だが後半戦頑張ってほしい。お餅はやわらかくしっかりつけていて、大変美味しいです」と豚汁に入れたつきたての餅を頬張りながら笑顔で話す。

　小川選手は「正月から多くの方に来ていただき感謝している。餅つきイベントは年初のブースターとの嬉しい触れ合いの場。応援してくれる全ての方のためにも後半戦に向けて今までやってきたことを積み重ねていい流れにしていきたい。プロチームは結果が全てだから」と感謝を述べるとともに力強く語る。同選手は10月20日の琉球ゴールデンキングスとの試合中に痛めた右膝を11月25日に手術。約3ヶ月間の安静期間を経た後にリハビリを開始し、今シーズン中の復帰を目指す。

　滋賀ダイハツ販売社長の後藤敬一さんは「例年、臼と杵をレンタルで準備してきたが、今年度新しく購入した。天候にも恵まれいい餅つきが出来た。後半戦も頑張って欲しい」とエールを送る。

　同チームは現在11勝13敗で西地区6位。1月4日、5日とアウェイ、バンビシャス奈良との試合で2014年初戦を迎える。