日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下「NSK」)、株式会社人機一体(本社:滋賀県草津市、代表者:代表取締役 金岡博士、以下「人機一体」)は、重量物の搬送と全方向移動の両立を目指し、『アクティブキャスタPalGo(TM) 高荷重タイプ、以下「PalGo 高荷重タイプ」』を共同開発しました。同製品を 2025 国際ロボット展(以下「iREX2025」)に出展します。同製品の出展は世界初となります。


両社は、iREX2025 会場では隣接する区画にそれぞれブースを構え、以下のとおり連携した展示を行います。
<NSK ブースにて>
・「PalGo 高荷重タイプ」を世界初出展
内部の美しいメカを魅せつつ「力の流れ」をオレンジのラインで象徴的に表現したモックアップと、実際に駆動・旋回機構の動きを体験していただけるプロトタイプの 2 種類を展示します。これらの展示品では有限会社 znug design の根津孝太氏によるデザインマネジメントの下、「重量物の搬送を、もっと自在に」というコンセプトをデザインとして具現化しました。

※NSK の「PalGo 高荷重タイプ」以外の iREX2025 展示内容については後日改めてお知らせします。
<人機一体ブースにて>
・「PalGo 高荷重タイプ」を搭載した「人機カート ver.3.0」を世界初出展
既存のフォークリフトでは対応が難しい、物量倉庫や工場内などの狭所での重量物運搬を目的として、人機一体が開発を行っている重量ドラム用全方向移動台車の試作機。本展示では、PalGo 高荷重タイプによる全方向移動を駆使した、電線ドラムの運搬作業を実演、開発者による解説を実施します。

※人機一体の「人機カートver.3.0」以外の iREX2025 展示内容については後日改めてお知らせいたします。
<両社ブース横断企画について>
PalGo 高荷重タイプを共同開発した NSK および人機一体のプロジェクトメンバーに加え、デザインマネジメントを担当した znug design 根津孝太氏によるトークセッション、デモンストレーション付きのガイドツアーを以下の通り実施いたします。

人機一体は重量ドラム用全方向移動台車の社会実装に向けて、人機カート ver.3.0 の動作試験を2025 年 10 月、タツタ電線にて実施。狭小環境での重量物ハンドリングの機械化に向けて開発を進めるとともに、製品化メーカとの連携を探索してまいります。
NSKは『アクティブキャスタPalGo(TM) 高荷重タイプ』の量産・事業化に向けて取り組みを一層強化するとともに、本展示を通じてロボット産業の進化を支える新たな価値創造に挑戦してまいります。
・関連プレスリリース(2025 年 09 月 02 日公表):
日本精工×人機一体、iREX2025に向けて『アクティブキャスタPalGo 高荷重タイプ』の共同開発プロジェクトを加速 | 日本精工(NSK)
・関連プレスリリース(2025 年 11 月 11 日公表):
人機一体×タツタ電線が共同開発を進める『人機カート ver.3.0』を 2025 国際ロボット展にて初公開 | 人機一体
・2025 国際ロボット展(iREX2025)概要:

⇒詳細は
主催者サイトをご覧ください。
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、またボールねじ、電動パワーステアリングなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL(TM)を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。
NSKについての詳細は、
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