フランス菓子を基調としたケーキや焼き菓子を製造・販売している洋菓子店「プティ・ポワン」(草津市野路町、TEL 077-567-4568)が、世界で最も辛いと言われる唐辛子ハバネロを用いたチョコレート「ハバネロトリュフ」を売り出し、話題を呼んでいる。
「ハバネロトリュフ」はホワイトチョコレートと京都丹波産のフレッシュハバネロを利用し、「粉末ではなく生の果実をそのまま加工することで、辛さだけではなく、ハバネロ本来のさわやかな香りを楽しむことができる」と同店オーナーシェフの中野博昭さん。「元々辛いものが大好き」という、妻で同店パティシエの和子さんと共同で考案した。
同店では数年前から八角、ショウガなど各種スパイスを用いたチョコレートを考案・販売しており、今年はハバネロやカレー、山椒のほか、タイ紅茶に用いられるチャーダムの葉を利用した変り種トリュフ(各250円)や黒コショウをアクセントに加えた「フォンダンショコラ」(1,000円)を販売している。同店でのチョコレート販売は毎年バレンタインとホワイトデーの期間限定で、「プレゼント用ではなく、自分用に購入される女性客も多い」(同)とも。
博昭さんと和子さんは「パティシエは、おいしい素材をおいしいお菓子に仕上げるのが仕事。厳選した材料で仕上げた味を多くの方に楽しんでほしい」と期待を込める。
価格は2個入り600円。営業時間は10時~20時。火曜定休。チョコレートの販売は3月末までを予定。