大津の洋菓子店が期間限定スイーツビュッフェ-旬のイチゴ使う

写真=スイーツビュッフェが行われている「カフェ・ド・シナモン」店内の様子

写真=スイーツビュッフェが行われている「カフェ・ド・シナモン」店内の様子

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 洋菓子専門店「パレット」(大津市皇子が丘3、TEL 077-525-1231)は2月15日より、パレット・アトリウム(本店)2階のカフェ・ド・シナモン(TEL 077-525-1211)で期間限定スイーツビュッフェ「イチゴを使ったスイーツ」を始めた。

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 同店は1986年の創業以来、生ケーキや焼き菓子、アイスクリームのほか、クッキー、チョコレートなどすべて自家製にこだわり、滋賀・京都で6店舗を展開する。

 同店がビュッフェスタイルでスイーツを提供するのは初めての試み。スイーツメニューは、旬のフルーツイチゴを使ったショートケーキやタルト、「あまおうのロールケーキ」のほか、チーズケーキ、プリンなど10~15種類。焼き菓子は、「カリカリに焼いたリンゴパイ」やパウンドケーキのほか、サブレ、キッシュパイなど10~15種類。ジェラートは、イチゴやバニラのほか、チョコ、ブルーベリーなど3~6種類。ドリンクもフリードリンクで、コーヒーのほか紅茶10種類、オレンジジュース、りんごジュースなどから選べる。

 ビュッフェを始めるきっかけについて、同社の前田省三社長は「湖西エリアでは洋菓子専門店でのビュッフェスタイルがなかったことがその理由。テークアウトの場合、持ち帰りの時間や場所などを想定し味や保存性を考えなければならないが、その場で食べていただく場合は、味わいに集中して組み立てることができるため味の領域がぐんと広がる。お客様の意見や感想などもダイレクトに感じられるので、商品にフィードバックすることができる」と話す。

 同店マネージャーの川上高靖さんは「事前告知はほとんどしていなかったが、初日の開店前にはビュッフェ目当てにお客様が並んでいたのにはびっくりした」と話す。「その場で食べていただくので、お客様の様子や反応など今まで得られなかった貴重な情報が収集できるので今後の参考にしたい」とも。

 来店客のひとり、植田明子さんは「ここのスイーツは甘過ぎず、素材の良さを大切にし、季節感があるので大好き。一つひとつが大きくてボリュームがあり、ドリンクも飲み放題で種類が豊富なのも魅力」と満足げな様子を見せる。

 ビュッフェの営業時間は11時~16時(ラストオーダー)。制限時間は1時間30分。第3水曜定休。料金は、大人=1,890円、小学生未満=630円、3歳以下無料。今月28日まで。

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