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滋賀レイクス、草津で公開練習 前田HC「毎日1%でもより良くなり続ける」

滋賀レイクス公開練習の様子

滋賀レイクス公開練習の様子

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスが7月27日、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(草津市野路東1)BKCジムで公開練習を行った。

台湾から一時来日した游選手

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 ファンクラブ会員を対象にチーム練習を公開するイベントで、約700人の応募の中から抽選で選ばれた約650人が来場した。公開練習としては過去最多だった2023年の540人を超え、記録を更新した。当日は、前田健滋朗ヘッドコーチ(HC)らスタッフ11人とチームに合流済みの岡田泰希選手、宮本一樹選手、野本大智選手、常田耕平選手、田原隆徳選手、江原信太朗選手、森山修斗選手の7人と練習生の高見太衣芽選手が参加し、トレーニングやチーム練習を行った。

 練習に先立ち、今シーズン滋賀に加入した前田HCは初対面となるファンに向けて「皆さんの熱狂を大きな声援に変えるのはチームのプレーと勝利だと思う。B1に昇格し、ここから滋賀がさらに上っていくための1年になる。滋賀レイクスをしっかり前に進めていきたい。練習では毎日1%でもより良くなり続けることを大事にしている。今日練習が終わった後に選手、チームがより良くなっていけるように頑張る」と決意を述べた。

 アップが始まると、昨シーズンで引退し、滋賀のゼネラルマネジャー(GM)に就任した眞庭城聖さんが練習内容の解説や、新加入選手の紹介を行った。眞庭GMは「前田HCは、常にコート内にいて選手とコミュニケーションを取るコーチ。今は前田HCのフィロソフィー(全員が共有する考え方)を選手に落とし込んでいる段階」と説明した。

 今シーズンのチームについて眞庭GMは「速い展開のバスケットをしたい。1秒目を離したらどこにいるか分からないような試合展開にしたい。3ポイントシュートが得意な選手が多いので、3ポイントラインの1、2歩後ろからシュートを打つディープスリーの練習をして、中のスペースを広げている」と話した。

 まだチームに合流していない台湾代表の游艾チェ(ユウ・アイチェ、チェは「吉吉」と書いて1文字)選手が一時的に来日し、会場に姿を現すと大きな拍手が送られた。

 游選手は「日本には有名なガードの選手が多く、自分もそういう選手になりたくて日本でチャレンジしたいと思った。台湾では公開練習はあまりないのでファンと対面できてうれしい。ファンの熱意を感じ、これからレイクスでプレーすることが楽しみになった」と話した。

 滋賀県出身で在籍4年目となる森山選手は「今年は勝負の年だと感じている。今まで『自分が良ければ』という思いが多少あったが、年齢が上になり、若手を引っ張っていける選手になれるように意識を変えたい。B1は甘くない世界。トップリーグでプレーできるように、より一層自覚を持って勝負したい」と意気込む。

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