ウインドサーフィンの世界大会で優勝した齋藤雄悟さんが8月23日、スポンサーのテナントショップ(草津市)を訪問し、優勝を報告した。
T293ウインドサーフィン ワールドチャンピオンシップ2024で優勝した齋藤さん(中央)
同志社大学4年の齋藤さんは、7月20日から27日にハンガリーのバラトン湖で開催されたT(テクノ)293ウインドサーフィン ワールドチャンピオンシップ2024に日本代表として出場。各国代表40人で5日間、15レースのタイムを競う大会で優勝した。
齋藤さんは同社社長の水野清治さんに優勝を報告。「いつも通り挑んだ。まだ優勝の実感は湧かず、ふわふわした気持ち。道具や遠征費がかかるのでサポートしてもらって感謝している」と話した。
齋藤さんの所属する同大ボードセイリング部は立命館大学ウインドサーフィン同好会と共に、ウインドサーフィンショップ「かんとりーはーばー」(近江八幡市)を拠点に活動。オリンピック出場を目指す松浦花咲実さんやプロとして活動する吉田朔大(さくと)さんと共に練習している。齋藤さんは「世界大会の会場が湖だったので、日頃から琵琶湖で練習していたことが役に立った」と話す。
水野さんは「マイナーなスポーツを頑張っている選手を応援したい。これからも頑張ってほしい」と激励した。