Bリーグ滋賀レイクスの宮本一樹選手が11月20日、大津税務署の一日署長に就任し、確定申告の電子申告を呼びかけた。
同署は、スマートフォンとマイナンバーカードを使った電子申告「e-Tax(イータックス)」の利用をPRするため、宮本選手を一日署長に任命。中野雅文税務署長から宮本選手に委嘱状とたすきを手渡した。一日署長となった宮本選手は「街頭PRによる広報について」の書類にデジタル署名した。
署内を巡回した宮本選手は大津駅前に場所を移し、街頭でスマホ申告とキャッシュレス納付をPRする広報物を配布。大津駅を利用する人に納税を呼びかけた。街頭では、宮本選手に「試合を見に行った」と話しかけ、写真を撮るファンの姿も見られた。
宮本選手は「昨年からe-Taxで納税しているが、やってみたら簡単だった。簡単だということをどうやって伝えていくかが大事。チラシを渡したら、『税金をしっかり納める』と言ってもらえた。納税について思い出してもらうという署長の役割は果たせたのでは」と話した。