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琵琶湖博物館1300万人突破 コロナ禍・水槽破損乗り越え来館者数増加

くす玉を割る亀田館長と維人ちゃん

くす玉を割る亀田館長と維人ちゃん

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 滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)の累計来館者が2月12日、1300万人を突破した。

贈呈された「ガブッとビワコオオナマズ」を腕にはめ喜ぶ維人ちゃん

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 1300万人目の来館者は草津市在住の3歳の男の子、築山維人ちゃん。12日は祖父母、母親と3世代で来館した。記念式典では、同館の亀田佳代子館長と共にくす玉を割り、1300万人来館者認定証とビワコオオナマズのぬいぐるみなどの記念品を受け取った。

 母親の友紀さんは「維人が2歳の時に初めて琵琶湖博物館に来て、『また行きたい』と言うので年間パスポートを購入して、1年足らずの間に5回来館している。いつも水槽に張り付いて『この前は動いていなかったあの魚が今日は泳いでいる』と興味深く見ている」と話す。維人ちゃんは「オオサンショウウオが好き」と話した。

 1996(平成8)年10月20日の開館から8578日目での達成となった。2017(平成29)年8月に累計来館者数が1000万人を超え、2020年にリニューアルオープンしたが、コロナ禍で4カ月休館。2023年にビワコオオナマズを展示していた大型水槽が破損し、水族展示室を閉鎖するなどトラブルもあったが、2024年度は24年ぶりに年間来場者数が50万人を超える見込み。

 亀田館長は「コロナ禍や水槽破損などいろいろありながらも変わらず琵琶湖博物館を愛し続けていただいた皆さんのおかげで1300万人目の来館者を迎えることができた。これからも皆さんに琵琶湖の魅力と博物館の楽しさを伝えていけるようにスタッフ一同努力を続けていきたい」と話す。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館。入館料は、大人=800円、大学生=450円、高校生以下無料。

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