
アーティストの西川貴教さんが1月24日、三日月大造滋賀県知事を表敬訪問し、9月20日・21日に烏丸半島芝生広場(草津市)で「イナズマロック フェス2025」を開催することを報告した。
橋川渉草津市長にもイナズマロック フェス開催決定を報告した©イナズマロック フェス2025実行委員会
「イナズマロック フェス」は2009(平成21)年、西川さんが発起人となり始まった野外ライブイベントで、琵琶湖の水質保全と地域振興をテーマに掲げ、毎年滋賀県の草津市烏丸半島で開催している。
西川さんが「今年は関西で大阪・関西万博があり、滋賀では国スポ・障スポも開催される。滋賀県が熱く盛り上がる一年にしていきたい」と話すと、三日月知事は「イナズマ開催時には国スポ・障スポの事前競技のために多くの人が来県している。国スポ・障スポのために来た人にもイナズマに参加してもらえるように大使(西川さん)と共に各イベントに誘い合い、来県者をもてなしたい」と応えた。
西川さんは「イナズマロック フェス2024」の収益の一部250万円と会場で行った琵琶湖環境保全のための募金全額14万9,378円を合わせた計264万9,378円を、琵琶湖の環境保全のための「マザーレイク滋賀応援基金」へ寄付した。
知事訪問後、西川さんは草津市役所で橋川渉草津市長、守山市役所で森中高史守山市長を表敬訪問し、各市に50万円を寄付した。
イベント会場のある草津市では、橋川市長が烏丸半島周辺に設置している「イナズマロックフェスデザインマンホールふた」について「マンホールふたも2024年で8枚になり、また今年増やす予定」と話すと、西川さんは「イベント単体だけでなく、こうして一年を通して一緒に歩んでくれていることに感謝している」と応えた。
草津市で、上位入賞店舗がイナズマロック フェス2025のフードエリアへ出店できるイベント「イナズマフードGPXL2025」を5月24日、25日にYMITアリーナ(草津市野村3)で開催することも橋川市長に伝えた。
イナズマロックフェスのシャトルバスの発着場となっている守山市では、森中市長に向けて西川さんは「皆さんに安心して来場いただくには、イベント会場へのシャトルバス発着場がある守山市の存在が大きく、大切なパートナーとなっている」と感謝した。森中市長は「今年は万博もあるので、万博を見た後に滋賀に来てイナズマや滋賀県を堪能してもらいたい」と期待する。西川さんは「イナズマは、チケット不要のフリーエリアも充実している。家族連れや中高生にもイベントの雰囲気を味わって楽しんでもらえる」と話した。