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滋賀レイクス今季最終節 野本選手「持てるものをコートに置いてきた」

滋賀レイクスの2025-26シーズンが終了した

滋賀レイクスの2025-26シーズンが終了した

 Bリーグ1部の滋賀レイクスが5月2日・3日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)でサンロッカーズ渋谷と対戦した。

大庭選手とマッチアップする野本選手

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 今節は現行Bリーグとして最後の試合となり、来季からは新リーグ「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」が開幕する。

 試合前、キャプテンの野本大智選手は「応援してくれたファンに勝利を届けたい」と意気込みを語った。前田健滋朗ヘッドコーチは「完成度を突き詰めても100点にはならないが、進んでいる方向性は正しい。目の前の1勝を勝ち取りたい」と話していた。

 2日のゲーム1は、シーズン途中に滋賀から渋谷へ期限付き移籍した大庭圭太郎選手の凱旋(がいせん)試合となった。滋賀は1Q終盤、ブロック・オーガスト選手のブザービーター3ポイントシュートで逆転。クオーター最後の1秒まで集中し続ける姿勢を見せた。

 滋賀はスチール、ディフレクション、ルーズボールへの飛び込みなど、1つのポゼッションへの執念を随所で見せる。全員が集中を切らすことなく戦い続け、72-62で4Qへ。4Qはオフェンスが停滞し、4点差まで迫られる時間帯もあったが、江原信太朗選手が3ポイントシュートを沈め、渋谷の流れを断ち切った。滋賀は88-81で勝利。

 4試合ぶりに復帰した游艾チェ(ユウ・アイチェ、チェは「吉吉」と書いて1文字)選手は「ホームゲームでもあるので絶対に出たい気持ちだった。トレーナーやチームメート、スタッフに感謝している」と話した。この日、14アシストでチームを勝利に導いた游選手は「まずはチームメートを信頼すること。考えすぎず、自分たちを信じてゲームをコントロールしようとしていた」と振り返った。

 終盤に勝負を決める3ポイントを沈めた江原信太朗選手は「最後までやり続けること、最後までハードにプレーし続けることが勝ちにつながった」と話す。4Qの場面については「相手がゾーンだったので打つチャンスはあると思っていた。絶対にいいプレーをして勝ってやるという気持ちで打ち続けた」と振り返った。

 この日、ユース特別枠で登録されている16歳の佐藤瑠一シャンドレイ選手が出場し、B1最年少出場記録を更新。前田HCは「『コートに立ててよかった』ではなく、自分で道を切り開いていく思いで成長してほしい」と期待を寄せた。

 3日のゲーム2、滋賀はライアン・クリーナー選手がファウルトラブルに陥り、プレータイムが制限されたことで、渋谷にゴール下を制された。リバウンドで競り負け、オフェンスでも流れをつくれず、速攻から簡単なシュートを許す展開となった。2Q後半から3Q前半にかけての約10分間で、滋賀の得点は9点、渋谷は28点。この時間帯に大きくリードを許した。

 それでも滋賀は最後まで戦う姿勢を崩さず、4Qにはクリーナー選手や野本選手の得点で6点差まで追い上げたが、滋賀が65-73で敗戦。2025-26シーズンのレギュラーシーズンを23勝37敗で終えた。前田HCは「自分たちの1分1秒のプレーが、皆さんに与えるものは大きい。だからこそ、点差に関係なく最後までやり切ることが大切」と話した。

 野本大智選手は試合後、「勝つことはできなかったが、全力を尽くして持っているものを全てコートに置いてくることはできた」と振り返る。「チームメートやコーチ陣に恵まれていたからこそ、そういう気持ちになれた。何かを後悔していることはないので、今シーズンもやり切れた」と話した。

 前田HCはシーズンを振り返り、「どうすれば勝ちを届けられるのかを考え続けたシーズンだった。クラブ一丸となって小さな光を探し、そこへ進み続けてきた」と話した。

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