ベーカリー「tsuzuki」(草津市草津2)が4月14日、草津宿本陣近くにオープンした。
店頭には、バゲット、パンドミ、クロワッサンなど滋賀県産と北海道産の国産小麦をブレンドした生地で作るパンが20~30種類並ぶ。発酵には低イーストで一晩寝かせる長時間発酵製法を採用し、小麦の風味やしっとり、もっちりした食感を引き出している。砂糖は窪田さんの出生地である鹿児島産のきび砂糖を使う。
「クレームブリュレ」をイメージしたクリームパンは、午前中に売り切れることもあるという。自家製カスタードクリームにはバニラや生クリーム北海道産牛乳やを使い、仕上げにフランス産カソナードをまぶしてバーナーで焦がす。店主の窪田征次さんは「表面の食感とコクのあるクリーム、生地のしっとり感が特徴で、冷やして食べてもリベイクして食べてもおいしい」と話す。
あんぱんの生地には鹿児島産のサツマイモペーストを入れる。窪田さんは「サツマイモペーストを混ぜると、すっとかみ切れる生地になる」と話す。
窪田さんは高校卒業後に製パン学校へ進学。神戸、鹿児島、大津市内のベーカリーなどで約12年間修業を重ね、独立した。
店名の「tsuzuki」は、窪田さんの名前にある漢字「次」に由来する。続いていく日々や人生に寄り添えるパン屋でありたいという思いを込めたという。
窪田さんは「いつの日か自分の店を持ちたいと、これまでやってきた。今回その夢をかなえることができ、自分の作ったパンを選んで食べて喜んでいる皆さんを見て、ようやく自分の見たかった景色を見ることができた」と話す。
営業時間は10時~17時。日曜・月曜定休。