びわこ成蹊スポーツ大学(大津市北比良)で5月12日、教職を目指す学生をサポートする「教職コアチーム」の結成式が行われた。
同大では学生のキャリア支援の一環として、「教職コアチーム」と「公務員コアチーム」を設置。本年度は両チームとも約30人が所属し、国家試験合格を目指す。
教職コアチーム結成式では、黒澤毅学長が「教員になりたいという熱い気持ちを持ち続け、一生懸命頑張ってほしい。皆さんが教職を目指すことは大学にとっても誇り」と激励した。
学生を代表して決意表明した村山輝晟さんは「互いに支え合い、高め合う特別なチームの一員として切磋琢磨(せっさたくま)しながら学生生活を過ごしたい。教員採用試験合格に向けて学力を身に付け、教員としての資質と能力の向上を目指したい」と誓いの言葉を述べた。
新潟県出身の村山さんは「地元に貢献したいという思いが強い。地元の子どもたちを育てていきたい」と話す。現在は学校現場でのボランティア活動にも取り組んでおり、「授業補助や子どもたちと遊ぶ活動を通して、実際の現場をたくさん見ていきたい」と意気込みを見せた。
教職コアチームでは、通常授業とは別に教員採用試験対策を実施。学生同士で集まり学習する時間も設ける。村山さんは「一人だと途中でやめたくなる時もあるが、仲間がいることで頑張れる。みんなで一緒に教員を目指すことに意味がある」と話した。
キャリアセンター部長の樋口康之さんは「授業だけでは補い切れない部分をプラスアルファで学ぶ場として設けている」と説明する。同チームは2018年から始まり、今年で9年目。「以前は現役合格が難しかったが、現役で合格する学生が増えてきた。仲間同士で刺激し合い、高め合える環境づくりを目的としている」と話した。
翌13日には「公務員コアチーム」結成式も開かれ、第6期生33人が活動をスタートした。警察、消防、自衛隊などの公安職や行政職を目指す学生を対象に、試験対策講座や面接練習、合同説明会などを行う。
チームを代表して武田耀さんが「互いに支え合い、相互理解と相互協力を深めながら、公務員として良き未来を創造できるよう学びを深めたい」と宣誓した。
神奈川県鎌倉市出身の武田さんは「地域の政策や行政の恩恵を受けて育った経験から、今度は自分が地域に貢献したいと思った」と参加理由を話す。将来は市役所職員を志望しており、「物事を掘り下げて考える力を行政の仕事にも生かしたい。教育分野にも関心があり、これまで受けてきた支援への恩返しを行政の立場から実現したい」と意欲を見せた。