
未就学児から高校生までを対象とした「児童発達支援・放課後等デイサービスエンジェル栗東駅前」(栗東市綣1)が4月1日、栗東駅近くに開所した。
遊びながらルールを理解し、基礎体力の向上を図る(写真提供=エンジェル栗東駅前)
未就学児を対象とした児童発達支援と、小学生から高校生までの児童・生徒が対象の放課後等デイサービスで子どもたちの発達支援を行う。栗東市、守山市、野洲市で療育支援施設を運営するRise(守山市播磨田町)が5カ所目の拠点として開所した。
児童発達支援管理責任者や保育士、教員免許保持者だけでなく、全施設に作業療法士、言語聴覚士、理学療法士を配置し、専門的な支援計画を立て、工作や料理、遊びを通して言語、コミュニケーション面、学習面などで子どもたちの発達を支援する。Rise社長の平田聖也さんは「困っているところに重点を置き、個別の支援をしている。周りの人に興味を示さなかった子が友達の名前を覚えたり、発語がなかった子が言葉を発したりすると、成長を見届けられていると感じる」と話す。
「大人たちの関係に子どもたちは敏感。子どもたちの安心のためにも、スタッフが働きやすい環境も整えた。スタッフ同士が仲良く、連携が取れていることが子どもたちの支援にもつながる。子どもも保護者も安心できる『第3の居場所』にしたい」とも。
開所時間は10時~17時(土曜・祝日・休校日は9時~16時)。日曜定休。