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近鉄草津食品売り場リニューアル 総菜、弁当で「中食」強化

近鉄百貨店草津店初出店の「肉の匠いとう」では精肉のほか、ハンバーグや弁当などの「中食」も提供

近鉄百貨店草津店初出店の「肉の匠いとう」では精肉のほか、ハンバーグや弁当などの「中食」も提供

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 近鉄百貨店草津店(草津市渋川1)1階の食品売り場が4月23日、リニューアルオープンした。

和食総菜のスペースを拡大した「RF1」

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 「中食」の充実を目指し、総菜、弁当などの商品を強化。新たに食品の催事スペースを2カ所に設けた。総菜を実演販売する「デリカステージ」と菓子を販売する「デリシャスステージ」に分け、催事スペースに出店する店は週替わりで、現在は手羽先の「世界の山ちゃん」とJR東日本の「おみやげグランプリ」で総合グランプリを獲得した菓子「バターバトラー」が出店。29日まで。

 既存の一部店舗は売り場を改装。総菜を販売する「RF1」は和食の「日本のさらだ いとはん」のスペースを拡大した。精肉店「えんや」と鮮魚店「西浅」も総菜や弁当を売るスペースを拡大して、「中食」を充実させた。スーパーマーケット「成城石井」は冷凍食品売り場を拡張し、ピザやパスタなどの取り扱い点数を増やした。

 新店舗も出店した。3日にオープンしたのは、えびせんべいを販売する「坂角総本舗」とカステラの「福砂屋」。18日には精肉店「肉の匠いとう」がオープンした。3店舗とも近鉄百貨店草津店初出店。23日には、各店が限定商品を販売した。「肉の匠いとう」は当日限定で5等級雌牛を一頭買いし、部位ごとに小分けにして販売。坂角総本舗は用意した大入り袋300袋を開店から1時間で売り切った。福砂屋では、行列に並んでいた草津市の女性が「3日のオープンの時に買っておいしかったので、友達にも配りたいと思ってまた来た」と話していた。

 近鉄百貨店草津店営業部課長の寺岡正博さんは「魚のおにぎりや和牛の焼き肉弁当など、鮮魚店や精肉店ならではの総菜をそろえた。草津店限定の弁当もある。調理場が見える店もあるので、ライブ感を楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 28日には干物専門店の「大潮」がリニューアルオープンし、5月14日には湯葉と豆腐料理の「梅の花」の総菜販売店が出店する。

 営業時間は10時~19時30分。

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