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子育て情報サイト「シガマンマ」、草津の保育園に滋賀県のご当地かるた贈呈

滋賀県のご当地かるた「滋賀コレかるた」をもらって喜ぶ園児たち

滋賀県のご当地かるた「滋賀コレかるた」をもらって喜ぶ園児たち

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 滋賀県の子育て情報サイト「シガマンマ」を運営するピースマムプロジェクト(近江八幡市鷹飼町南1)が6月5日、かがやきくじら保育園(草津市追分南1)に「滋賀コレかるた」を寄贈した。

真剣にかるたで遊ぶ園児たち

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 滋賀コレかるたを幼稚園・保育園・こども園に寄付する「滋賀コレかるたで地域活性プロジェクト」の一環。同プロジェクトは、企業の協賛を募り、「ちまきちょーだい 大津祭の曳山見物」「ぬるっと するっと びわこおおなまず」など滋賀県の名所や歴史、特産品を盛り込んだ「滋賀コレかるた」を県内の園に寄付している。

 5日は、「滋賀コレかるた」制作者で地域活性プロジェクトの主催者の松井栄里さんと、シガマンマスタッフが来園し、5歳児クラスの園児に20個かるたを進呈した。かるたには「しがのニュースを ママへとどける シガマンマ」というオリジナルのかるたも追加した。

 松井さんは「米国では企業が本を購入して配る地域貢献があると聞き、かるたを企業に購入してもらって園に配るプロジェクトしようと決めた」と振り返る。「既存の札に広告を入れるのは難しいので、各企業のオリジナルかるた1組を追加している。何をしている企業なのかを地元の子どもたちに知ってもらう機会になる」と話す。

 園児は3、4人ずつに分かれ、かるたを楽しんだ。取った札を掲げて喜ぶ園児や、札が取れなくて泣く園児、じゃんけんで札を取り合う姿も見られた。松井さんは「園児たちは泣いたりけんかしたりもするが、話し合って譲り合う子どももいて、ちょっとした成長が見られた。1人に1個ずつ進呈するので、家でも遊んでもらえれば」と話す。

 ピースマムプロジェクトの植松有貴子さんは「滋賀の子どもたちが胸を張って滋賀のことを紹介できるようになってほしいと思って寄付を決めた。かるた遊びは楽しいばかりでなく、悔しい思いもすると思うが、子どもたちに、かるたをきっかけに滋賀のことを知り、友達のことも知り、上手にコミュニケーションが取れる人になってほしい」と話す。

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