
重機の試乗体験ができるイベント「滋賀けんせつみらいフェスタ2025」が9月20日、希望が丘文化公園スポーツゾーン(野洲市北桜)で開催される。
高所作業車の作業床に乗る子どもたち(2024年開催時の様子)
ブルドーザー、クレーン車、給水車、除雪車などの重機18台を展示。高所作業車の作業床に乗る体験や、バックホウ(ショベルカー)などの操作体験も行う。1日3回、回転式クローラキャリアが回転し、1万球のカラーボールを放出する。
会場内では電気配線を使った物作り体験や宝石探し、モザイクタイルアートなどのワークショップを展開。キッチンカーも出店する。ステージでは、近江むかで太鼓保存会による太鼓のパフォーマンスや、ジャグリングパフォーマー木下洸希さんのショー、甲西高校吹奏楽部による演奏などを行う。来場者が好きな重機に投票する「推し重機総選挙」も行う。
滋賀県技術管理課の金子智彦さんは「建設業は担い手不足。子どもたちが重機に触れ合うことで、就業のきっかけになれば。重機は子どもたちに人気だが、大人になるとその頃の気持ちを忘れてしまう人も多い。全世代に向けて魅力を発信してきたい」と話す。
同課の若葉美咲さんは「建設現場で使われていて普段目にすることのない重機も展示するので、この機会に見て、建設業に興味を持ってもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~15時。入場無料。