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国スポ体操滋賀成年男子4位、女子5位入賞 小野きょうだいが活躍

きょうだいで出場し、入賞に貢献した小野真奈選手(右)と小野凉城選手

きょうだいで出場し、入賞に貢献した小野真奈選手(右)と小野凉城選手

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 「わたSHIGA輝く国スポ(第79回国民スポーツ大会)の体操競技が9月14日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で開催され、滋賀は成年男子が4位、成年女子が5位に入賞した。

4位入賞した成年男子滋賀チーム(写真提供=滋賀県競技力向上対策本部)

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 男子は22年ぶり、女子は1981(昭和56)年に滋賀で開催されたびわこ国体以来、44年ぶりの入賞となった。男子は、ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒の6種目、女子は跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆかの4種目で行い、男女とも1チーム5人が演技。各種目、上位4人の合計得点で順位が決定する。

 成年男子の部には、五輪金メダリストの橋本大輝選手や谷川航選手らが出場する中、野洲市出身の大学3年生、小野凉城選手がつり輪と跳馬で種目別1位を獲得するなど活躍。個人総合でも11位と健闘し、成年男子の4位入賞に貢献した。小野凉城選手の跳馬の得意技は「ヨネクラ」で、跳馬の技では最高難易度。大学入学後に練習を始め、3年かけて習得し、今年に入ってからできるようになったという。2025年の全日本学生体操競技選手権大会(インカレ)では、男子1部種目別跳馬で優勝している。

 成年女子の部には凉城選手の姉、小野真奈選手が出場。真奈選手は「地元の滋賀県で開催される国スポが人生で最後の試合」と決めて挑み、跳馬で3位、個人総合8位。同じく今大会で引退する深沢こころ選手と共に、チームをけん引した。

 小野きょうだいは、実家の一室にある「硬くて痛かった」と振り返る平均台や庭の鉄棒、体操教室で小学校入学前から体操競技に取り組み、滋賀県の入賞に貢献した。

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