佳子さまが着用して話題になったアクセサリー「青の花しずく」の作者が現在、近鉄百貨店草津店(草津市渋川1)で同作品を展示している。
「青の花しずく」はAtelier Toano(アトリエ トアーノ、草津市)を運営するアクセサリー作家・鵜飼明子さんの作品。草津市の市花「あおばな」(オオボウシバナ)の花びらを使う。花びらをドライ加工し、レジンに封じ込めイヤリングやピアスなどのアクセサリーとして販売してきた。10月8日、滋賀県で開催されたわたSHIGA輝く国スポ(第79回国民スポーツ大会の閉会式で秋篠宮家の次女・佳子さまが着用したことがメディアやSNSなどで話題となった。
鵜飼さんは佳子さまが着用していることは知らず、ニュース映像を見て「似ている」と感じ、画像を拡大して自身の作品と確信。「まさかと驚いた」と振り返る。佳子さまが着用したことをきっかけに販売サイトへのアクセス数が急増し、現在は納品まで2カ月待ちの状態となっている。同百貨店でも展示のみ。注文は受け付ける。あおばなと和紙を絡めてアクセサリーにした作品や、琵琶湖の真珠の母貝となるイケチョウガイの貝殻で作った作品などは販売している
鵜飼さんは「あおばなやイケチョウガイを通じて滋賀の魅力を知ってもらいたい」と話す。
「青の花しずく」を展示しているのは同百貨店で開催中のイベント「TEKU TEKU CONNECT」。開催時間は10時~19時30分(最終日は17時まで)。18日まで。