草津市役所平面駐車場で9月13日、ごみの減量や資源の有効利用について考える「くさつリサイクルフェア2009」が開催される。
開催は今回で13回目。1990年に発足し、草津市内の自治会や市民らからなる「ごみ問題を考える草津市民会議」が主催する。同団体が事務局を置く草津市役所ごみ減量推進課の黒澤さんは「今回のテーマは『限りある資源を未来の子どもたちへ引き継ぐために』。もったいないという言葉の意味を考え、モノの大切さを学んでほしい」と訴える。
当日はクイズラリーやパネルを使ってリサイクルの必要性や環境への取り組みを啓発するほか、壊れた玩具の出張診察やフリーマーケットなども予定。毎月第2日曜日に市内で定期開催されている「リサイクルの館」も特別実施する。
「リサイクルの館」は、不要にはなったがまだ使えるリサイクル家具を家庭から回収し、それを希望者に無料で引き渡すもの。「本棚やテーブル、台所用ワゴンなど、毎月20点ほどのリサイクル家具が集まり、希望者が多い場合には抽選になる場合も」(同課堀さん)。
黒澤さんは「リサイクルやごみについて考える良い機会。家族で楽しく、笑顔で学んでもらえれば」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~15時。