藤井組のブランドでコンテンツ制作を手掛ける「まちおこし」(守山市)とびわ湖放送(大津市鶴の里)は9月13日、イオンモール草津(草津市新浜町)セントラルコートでおやじ応援歌「いいじゃないか男だ」の「紅白に、もうひと押し!テレビ収録ライブ」を開催した。
7月に行った同曲の公開収録では51人によるおやじたちで歌い話題を呼んだ。その後、全国のテレビ・ラジオでも紹介され、8月にはテレビの全国放送でも取り上げられるほどに。
「全国のおやじたちにこの歌が届く瞬間は紅白。一番盛り上がる大晦日におやじみんなで歌いたい。絶対に紅白歌合戦に出るぞ」と意気込みを見せるのは、企画者であり同曲の作詞作曲も手がける「まちおこし」西川興社長。「100人以上集まった時のインパクトはすごいと思う。達成できても紅白終了後に解散する。そういう覚悟でやっている」。
本番では、前回集まった51人のおやじたちによる大合唱で盛り上げた後、会場に訪れたおやじたちの飛び入り参加を呼びかけた。「おやじ、おやじ」の掛け声が叫ばれる中、会場に集まった300人以上の家族連れの中からおやじたち約100人が飛び入りで参加し、総勢150人を超すおやじたちによる大合唱が行われた。
西川社長から「目の死んでる人はいらない。元気よく思い切り歌ってください。目指すぞ、紅白歌合戦」との号令で始まった。歌の途中では、こぶしを振り上げ歌ったり参加者全員で肩を組んで歌ったりする場面なども見られ、家族や友人など約300人も一緒になって歌い、「おやじ」を盛り上げた。見守る家族からは「あんなに目の輝かせている主人を見ることができうれしかった。感動して涙が出そうになった」と話す人も。
大津市から飛び入りで参加したおやじは「中に入って一緒に歌えて感無量。歌っていてみんなのパワーを感じ鳥肌が立った。何としても紅白歌合戦にも出たい」と興奮冷めやらぬ様子。びわ湖放送の営業部長でメンバーの一員でもある松本さんは「ここまできたら何が何でも紅白に行かなければ」と気持ちを高ぶらせた。
西川社長は「大成功。これだけ多くの人に集まってもらえて本当に感動した。おやじパワーでこれだけのことができるのだという証明。このインパクトを全国に発信し絶対に紅白に出ます」と意気込みを話し、夢をふくらませた。