滋賀県在住の女性をモデルとしたフリーペーパー「滋賀美少女図鑑」の創刊イベントが10月18日、大津パルコ(大津市打出浜)で行われ、滋賀県の美少女を一目見ようと大勢の来場者が詰めかけた。
「美少女図鑑」は、各地方の一般女性をモデルに地元で撮影した無料配布の写真誌。発行部数が2万部程度のため「幻のフリーペーパー」とも呼ばれ、誌面で紹介された一般女性が女優やモデルデビューした例もあり各地で注目を集めている。
「滋賀美少女図鑑」は京都のウェブ制作会社のエイトユニバース(京都市下京区)が企画、制作した。同社の土田亮太社長は「大変だったが、モデルの子や滋賀県の人たちに支えられてやっとここまで来た」と話す。
イベントは土田社長のあいさつの後、美少女たちによるファッションショーがスタート。同誌に登場するモデル17人が、大津パルコ内のショップで販売する衣装を身に着けてステージをウオーキング。来場者から「かわいい」などの声が上がるなか、各モデルがパフォーマンスを披露した。
トークイベントを挟み、モデルが直接手渡す500部限定の先行配布会が開始。手にした来場者は「無料なのに豪華な作りで驚いた。これからも楽しみ」と話していた。
同誌編集部の組谷風馬さんは「予想以上の来場者に来てもらってありがたかった。これからももっとクリエーティブに、今以上のものを作り上げたい」と意欲をみせる。
本格的な配布は今月22日から。年2回発行を予定する。