大津プリンスホテル(大津市におの浜4、TEL 077-521-1111)で10月25日、県内の44の蔵元が一堂に会するイベント「第3回 滋賀地酒の祭典」が開催される。主催は滋賀県酒造組合。
同イベントは、県下にある7つの組合が2006年10月に現在のかたちに統合したのをきっかけに、「滋賀の地酒をもっと多くの人に知ってもらおう」と始められたもの。
当日は、「昼の部」「夜の部」の2部で構成。「昼の部」では、44の蔵元が出品する300種類以上の地酒を利き酒できる「県内全44蔵きき酒会」や、試飲して気に入った酒をその場で購入できる「滋賀の地酒大即売会」など。そのほか、9月27日にあらかじめ募集した215人のモニターにより行われた利き酒会の評価結果を発表し、最も高い評価を得た酒には「知事賞」、上位にランクした酒には「びわこ賞」を贈る「みんなで選ぶ滋賀の地酒会」などを行う。
「夜の部」では、各蔵元が自慢の酒を用意し、特製会席料理を食べながら蔵元と酒造りなどについて直接話しができる「滋賀地酒屋の夕べ」が行われる。
同組合の宮武巌夫事務局長は「『夜の部』は20日の締め切りで300人の定員に達するほどの人気。昨年は約1,600人の来場者があり非常に盛況だった。今年は2,000人の来場者を見込んでいる。多くの人に日本酒の良さを知ってもらいたい」と話す。
「滋賀県で消費されている日本酒の滋賀県産の割合は25%程度とまだまだ低い。1日も早く50%まで引き上げたい」とも。
「昼の部」の開催時間は13時~17時。入場料は1,000円。