大津のライブハウス「ユーストン」(大津市粟津町)で6月14日深夜、サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会「日本対カメルーン」のパブリックビューイングが行われた。
21時の開場から日本代表やクラブチームのユニホームを来た人などが続々と集まり、23時のキックオフを迎えるころには1階・2階合わせて120人を超える人が集まり、店内の壁面に映し出された大画面に向かって声をからせて声援を送った。
「君が代」の合唱で始まった試合では、膠着(こうちゃく)した状況に一喜一憂。日本代表のプレーを真剣なまなざしで見守る時間が続いた。
前半39分の本田圭佑選手のゴールが決まると店内の盛り上がりは最高潮に達し、周囲の人と抱きあったりハイタッチをする光景が繰り広げられ、後半のカメルーンの猛攻に耐えるシーンでは手拍子や応援する声が一層大きく響き渡った。
応援に訪れた大津市在住の会社員は「本当に勝って良かった。知らない人とでも盛り上がれるこのような場を提供してくれてうれしい」と話し、「オランダ戦も勝利を!」とかすれた声でエールを送った。