戦国武将、浅井長政の3人の娘を描く50作目のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(1月9日放送開始)の舞台となる滋賀県では、「江~姫たちの戦国~」滋賀県推進協議会がデザインした浅井3姉妹のキャラクター「お江ちゃん」「お茶々ちゃん」「お初ちゃん」を活用したテーマソングも誕生した。3姉妹のキャラクター関連商品も300点以上登場するなど、大河ドラマの放送開始を前に江のふるさと滋賀県では盛り上がりをみせている。
テーマソングは「GO GO お江」。滋賀県内のアーティスト集団である「藤井組」と同協議会が協働で手掛けたもので、歌詞に合わせたダンスを3姉妹のキャラクターと地域の女の子が踊るアニメ歌。「天地がひっくり返ったってかわいい 矢でも鉄砲でもすり抜けて かわいい」という歌詞から始まる。
作詞・作曲を手掛けた「藤井組」の西川興監督は「淡い海(びわ湖)のそばに暮らす女の子のキラキラを現代の『お江ガール』として集めていき表現していきたい」と話す。ダンスに登場するのは、滋賀県在住の中学生から19歳までの公募で集まった女の子「GOGOガール」。アニメによる3姉妹のキャラクターと、滋賀の女の子3人が一緒に歌に合わせて踊り、「淡い海(びわ湖)のそばにおいで」と「江」のふるさとである滋賀県への観光を呼びかける内容になっている。
同協議会事務局の白井稔さんは「若い近江の女の子が楽しく元気に踊れるようなテーマソングになった。この歌を通してドラマや滋賀県に興味を持っていただければ」と話す。「藤井組」組長の藤井慶さんは「ダンスに登場する女の子もどんどん増えている。今回の大河ドラマを通じて滋賀県から元気を発信できれば」と期待を寄せる。
同曲は、動画サイト「ユーチューブ」を活用し同推進協議会のホームページ「江のふるさと滋賀」から全国に発信している。