琵琶湖ホテル(大津市浜町)の和食店「日本料理 おおみ」が、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で主役となる江姫にちなんだメニュー「近江路お江膳」の提供を始めた。
「近江(滋賀県)は名だたる武将が戦いを繰り広げる舞台となっただけでなく、びわ湖の幸のほか、東西交通の要衝地としてさまざまな食材が運び込まれていた地域」と同ホテル営業企画室の平山由貴さん。「今に伝わる滋賀県の食材を取り入れた御膳」となっている。
メニューは、赤コンニャク串刺し、アユの甘露煮、コイ子まぶし、ビワマス幽庵焼、コイの洗い(カルパッチョ風)、ご飯には滋賀県の棚田米を使用するなど、滋賀県内の食材やびわ湖の幸を取り入れている。「1カ月に約350食程度の注文があった」という。料金は1食2,887円(昼食のみ)。
平山さんは「メニュー大河ドラマと合わせて往時に思いをはせながら、地の利を生かした四季折々の味覚を堪能してもらえれば」と話す。
提供は12月まで。