びわ湖の北沿いを自転車で1周する「びわ湖一周ロングライド2013」が3月17日に開催される。昨年に続き2回目。昨年は県内外から1209人が参加し1144人が完走した。今年は参加人員を1600人と大幅に拡大し参加者を募る。
今年は昨年と同じ長浜市をスタートし湖北、湖西をびわ湖沿いに進み、琵琶湖大橋以北を1周する148.4キロの「ロングライドコース」に加え、新たに「サイクルージングコース」が設けられる。「サイクルージングコース」は長浜市長浜港から近江八幡市長命寺港まで環境船「めぐみ」に自転車を積み込みクルージングした後、長命寺から自転車で長浜に戻る37.6キロのコース。初心者からファミリーまで幅広い層が楽しめる。
同大会はタイムを競うものではなく、琵琶湖を取り巻く環境を楽しみながら、歴史や文化、地域と触れ合うことで、参加者に滋賀県の魅力を伝えることを目的としている。前日16日には長浜文化芸術会館で「自転車シミュレーターによる安全マナー教室」や「著名人によるトークショー」など、大会参加者だけでなく地域住人も一緒に楽しめるイベントの開催も予定している。昨秋、滋賀県観光ブランド「ビワイチ」にも認定された。
実行委員会のJTB西日本広報室岡部久人さんは「地域の皆さんも参加できるイベント、見て楽しむ側、体験する側、双方に楽しんでいただきたい。将来的には滋賀の名物イベントにしていきたい」と抱負を語る。
対象は小学4年生以上で、男女の通過制限時間以内に完走する自信のある人(小学生は保護者の参加も必要)。参加料金は、一般=8,000円、小中高校生=6,000円。定員は先着1600人(ロングライドコース=1500人、サイクルージングコース=100人)。申し込み締め切りは2月28日18時まで、先着で受け付け定員に達した時点で締め切りとなる。詳しくはホームページで確認できる。