大津市旧大津公会堂(大津市浜大津)で2月22日、「第2回つくるフェスタ@浜大津(略称=つくフェス)」が開催される。
回遊式・体験型のワークショップ11種が気軽に体験でき、それぞれのブースを自分のペースで自由に行き来できる同イベント。日頃気になっている手作り工芸を一度に楽しめるイベントとして今年で2回目を迎える。
主催は「tsuk*tsuk」で、カルトナージュ教室フレンチクラフトアイ主宰の沢村泉さんと、M's ハワイアンキルト主宰の福田元子さんから成る創作ユニット。各自の創作活動を中心に、ハンドメイドを通じ大津・浜大津を拠点とした地域活動にも精力的に取り組む。「手作りでつながるコミュニケーション」をコンセプトに昨年12月に活動を始めた。厚紙で組み立てた箱などに紙や布を貼り付けて装飾を施した沢村さんの作品と、柔らかな風合いを醸し出す福田さんのハワイアンキルト、それぞれのジャンルをうまく生かしたコラボ作品を実現。県内を中心にレッスンを行う福田さんは「ものを作ることを共通の楽しみに、世代性別を問わずより多くの人が楽しめる空間を提案したい」と話す。
昨年開催時は6~7ブースだった出店数も今年は倍近くに増えた。「地道に継続していくことが全てにつながっていく。被災地の復興支援も忘れず、つくフェスなどイベントの定期開催をこれからも目指していきたい」という。
当日は、キルト&カルトナージュのほか、ストラップやオーナメント、コサージュ、ワイヤーレスジュエリーなどのワークショップを展開。参加費は講習費と材料代でブースによって異なるが、1,000円~2,000円程度が目安。一部では気に入った作品の販売も行う。会場にはランチコーナーも設け、弁当持参で楽しめるようにする。
開催時間は10~16時(最終受け付けは15時30分)。入場無料。 参加費の一部は義援金として東日本大震災の被災地に寄付される。