熱狂の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2013」開幕-スペインとフランステーマに3日間

熱狂の音楽祭、大津で開幕

熱狂の音楽祭、大津で開幕

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 熱狂の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2013」本公演が4月28日、29日と滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市打出浜)で開催される。27日にはプレイベントが行われた。

「書道、ギター&フラメンコに出会う」。音楽とフラメンコに合わせ書道パフォーマンスが行われた

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 「ラ・フォル・ジュルネ」とは、1995年にフランス北西部の港町ナントで始まったクラシック音楽祭。複数の会場で45分~1時間のコンサートを低料金で数日間開催する。気軽に世界の一流の音楽家の演奏を「はしご」して楽しめるユニークなスタイルが特徴。日本では滋賀のほか東京、石川、新潟、佐賀でも開催され人気を博している。

 毎年異なるテーマで開催され、本年のびわ湖のテーマは「『至福の時』~19世紀からのフランスとスペインの音楽~」。期間中同劇場の大・中・小ホールに加え、道路を隔てて隣接するピアザホールも使って21の有料公演(500円~2,000円)のほか、メーンロビーや湖畔広場での無料コンサートなど昨年を上回る合計49の公演が予定されている。0歳児からのコンサートやキッズプログラム、飲食コーナーなども用意されている。

 27日のプレイベントでは音楽と絵画に関する講演や公開マスタークラス、ロビーコンサートなどが行われ本番を待ちきれない多くの人出で賑わった。親子3人で甲賀市から来たという多賀吉治さんは「初めて来た。本格的な演奏が無料で楽しめる企画が多く楽しみ。レコードとは違う生の音楽はやっぱり素晴らしい。思い出の曲「ビゼーの『アルルの女』」に期待しています」と感想を述べる。

 今年も昨年並みの3万人の来場者を見込んでいる。

 問い合わせはびわ湖ホールチケットセンター(TEL 077-523-7136)まで。

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