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「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」4回目の開催へ-「フランスとスペイン」テーマに3日間

「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」4回目の開催へ-「フランスとスペイン」テーマに3日間

びわ湖ホールで記者会見するルネ・マルタンさん

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 フランス発の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」が今年も、びわ湖にやってくる。4月27日プレイベントで始まり、28日・29日と本公演が行われる。2月14日、メーン会場の滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市打出浜)で記者会見が行われ、概要が発表された。

記者会見に出席したびわ湖ホール館長井上建夫さん(左)、ルネ・マルタンさん(中)、KAJIMOTO代表取締役社長梶本眞秀さん (右)

 「ラ・フォル・ジュルネ」とは、アーティスティック・ディレクターを務めるフランスの音楽プロデューサー、ルネ・マルタンさんが1995年にフランス北西部の港町ナントで始めた型破りなクラシック音楽祭。複数の会場で45分~1時間のコンサートを低料金で数日間開催。気軽に世界の一流の音楽家の演奏を「はしご」して楽しめるのが大きな魅力。

 4回目の開催となる本年のテーマは「フランスとスペイン」。「『至福の時』~19世紀からのフランスとスペインの音楽~」と題し、今年は同ホールの大・中・小ホールに加え、道路を隔てて隣接するピアザホールも使って21の有料公演(500円~2,000円)のほか、メーンロビーや湖畔広場での無料コンサートなど昨年を上回る合計49の公演を予定している。

 注目は日本初公演となるパリのラムルー管弦楽団。28日の大ホールオープニングではラベル「ボレロ」を披露、2日目の大ホール最終公演ではドビュッシー「海」など計14曲を演奏予定だ。滋賀にも在住していた篠崎靖男(指揮)はカニサレス(ギター)と日本センチュリー交響楽団の共演のタクトを振る。そのほか、フェイサル・カルイ(指揮)、児玉麻里・桃姉妹(ピアノ)、イリーナ・メジューエワ(ピアノ)、アンヌ・ケフェレック(ピアノ)、マタン・ポラト(ピアノ、以上敬称略)など世界の一流演奏家がびわ湖に集う2日間となる。同イベントで人気の「びわ湖ホール4大テノール」も登場する。27日のプレイベントでは「書道とギター&フラメンとのコラボレーション」や「絵画と音楽に関する講演」、公開マスタークラスなども行われる。ピアザホールでは今年初めての試みとなる「0歳児からのコンサート」や各種キッズプログラムが予定されている。

 記者会見でマルタンさんは「19世紀から20世紀初頭にかけてのパリは世界の音楽の中心だった。多くの作曲家が画家や芸術家と親交を持ちさまざまな影響を受けていた。こうした芸術の十字路を『至福の時』と名付けてご紹介したい。ベルリオーズからファリャまでたくさんの作曲家の楽曲をそろえた。ラムルー管弦楽団はシャブリエ『スペイン』、ドビュッシー『海』、ラベル本人の指揮による『ボレロ』など多くの歴史的な初演を行ってきた楽団。佐渡裕(指揮)が1993年~2010年3月まで首席指揮者を務め育てた楽団でもある。日本初となるエポックメーキングな公演になる。アンヌ・ケフェレック『サティと仲間たち』では世にあまり知られていないが素晴らしい作曲家たちの名曲をプログラミングした。楽しんでいただけることと思う」と静かながらも熱く語った。

 同館館長井上建夫さんは「年齢、性別、社会的な立場を超えて自由に集まり、交流し活力を生むことができる、そんな音楽祭として定着してきた。4回目を迎え『びわ湖』ならではの独自色もたくさん盛り込めた内容になった。0歳児からのプログラムも用意したのでご家族でぜひ楽しみにきていただきたい」と呼び掛ける。来場者は昨年並みの3万人を見込む。

 昨年に引き続き関連プレイベントとして4月7日には守山市でコンサート、アート体験が楽しめる「ルシオーネアートキッズフェスティバル2013」も開催される。

 チケットは2月25日よりびわ湖ホール友の会優先販売。一般発売は3月3日。問い合わせはびわ湖ホールチケットセンター(TEL 077-523-7136)まで。

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