滋賀県立アイスアリーナ(大津市瀬田大江町、TEL 077-547-5566)が7月13日、夏の一般滑走営業を始める。
アイススケートリンクは60メートル×30メートル。氷を張る作業は2週間かけて行い、1時間おきに0.5ミリの層を重ねていく。ラインはゆがみが少ない和紙を使い、氷の厚みが5~6センチになって完成する。氷の内部には何百本もの配管を渡し冷凍機で冷やしているため、室内は冷房をかけることなく15度以下に保たれている。
観客は約2400人を収容できる。2000年の開館以来、昨年末で一般滑走の入場者数が50万人を突破し、昨年度は4万2032人が来場した。通常はアイススケート・アイスホッケーの教室や競技会などの貸し切り専用で、5月・6月は氷を敷かずインラインスケート場となっている。7月13日からは20人以上の団体での利用のみで、個人での利用は21日から日曜日を中心に行う。2階観覧席での見学や入り口ロビーへの入場は無料。
「暑さが厳しい今の時期、外は暑いがアリーナの中では快適に過ごせる。ゆるキャラ・キャッフィーのグリーティングも予定している。シーズンではないのであまり知られていないが、滋賀唯一の施設に、ぜひお越しいただければ」とリンクマスターの藤井義哉さん。
営業時間は、個人=12時~15時、団体=6時~2時(個人の時間を除く)。入場料は、大人=1,100円、高校生以下=500円。貸し靴料は一律400円。個人の一般滑走営業日は7月21日・28日、8月4日・18日・26日、9月1日・9日。リンク内では長袖・長ズボン・手袋など、観覧席でも防寒具の用意を呼び掛けている。予約状況や競技会のスケジュールなどはホームページで確認できる。