ホテル・ラフォーレ琵琶湖（守山市今浜町、TEL 077-584-3489）「デジタルスタードームほたる」で月2回（火曜）、「赤ちゃん歓迎！癒やしのプラネタリウム」が開催されている。

子どもたちの反応大の迫力映像

　秋の星座や9月より始まった新番組「しょこたんのワンダー宇宙」など。「赤ちゃん歓迎」の企画は、音量や空調など通常よりソフトでやさしい設定を行い、赤ん坊や小さな子ども連れでも安心して楽しめるようにした。上映中の途中退室や再入場も可能で「泣いたりおしゃべりしてもお互いさま」となっている。

　上映中の会場内は、暗い時は以外に静かだが、迫ってくる星など迫力ある映像の時には叫んだり、泣き出したりする赤ん坊もいた。おむつ交換のため、立ち上がって途中退室する母子がいても誰も気にしない。通常は「静かにしなければいけない」と気を使うような会場でも自由に騒げるため、子どもたちはのびのびとした様子を見せていた。

　子育てサークルで参加した大津市瀬田の「OHANA」代表の近藤亮子さんは「同企画を知って初めて参加したが気兼ねなく楽しめた。赤ちゃんはまだ静かで、1歳過ぎたくらいからがうるさいかもしれない。母親1人で外出するわけにはいかないので、子どもと一緒に参加することができてうれしい。子どもに注意する必要もなくゆっくりと楽むことができ、母親自身も癒やされた。プラネタリウムの配慮に感謝している」と満足した様子だった。

　上映時間は40分間。料金は、大人＝800円、子ども（4歳～小学生）500円、3歳以下無料。上映スケジュールなどはホームページで確認できる。10月は8日・22日に開催予定。2014年3月まで。