ワーナー・マイカル・シネマズ草津(草津市新浜町 草津イオンモール内)で2月14日・15日、「びわ湖放送&藤井組 2009キャラクター映画祭」が開催され、2日間(計4回)とも満席の1,200人を超える観客が訪れた。
同イベントは、「藤井組」のブランドでコンテンツ制作を手掛ける「まちおこし」(守山市)とびわ湖放送(大津市鶴の里)が共同で企画した。
今回は、びわ湖放送でも放送しご当地アニメとして話題となった「滋賀ッツマン」を新たに長編化した「滋賀ッツマン 世界で滋賀ッツ!映画版」をメーンに、「野洲のおっさんカイツブリ2」「ちびツブリのちっちゃな大冒険!」「VIVAビワばあさん!」「赤こんにゃく君!」などテレビでも人気のアニメソングを上映。満席となった場内では、各アニメソングが上映される毎に拍手や笑いが起こった。
オープニングの司会者として映画に出演したびわ湖放送の牧田もりかつアナウンサーも来場し、「自分が出ていて驚いた。県民参加型の映画という点でも非常に面白く、子どもと真剣に見入ってしまった」と映画の完成度の高さに驚いていた。
まちおこしの西川興社長は「初日に続き2日目の上映でも満席となり本当にうれしい。チケットは完売していたが、始まるまでドキドキしていた。だが、これだけの人に来てもらえて最高にうれしい」と話し、「藤井組」の組長を務める藤井慶さんも「ワーナー・マイカル、びわ湖放送と投稿してくれたみんなで作った作品。上映できたことは最高の幸せ」と喜びのコメントを寄せた。
ネットでチケットを購入し家族6人で野洲から訪れた奥村誠仁(まさひと)さんは「以前からテレビで見ていて家族中みんなが好きだった。保育園でも人気の歌で祖父母も一緒にみんなで見ることができ、歌や映画など予想以上に楽しめた」と話し、次男の琉空(りゅうく)君は「『赤こんにゃく君!』『野洲のおっさんカイツブリ』が大好き。面白かった」と地元色満載の映画を満喫した。
同館の吉留支配人は「2日でチケットが完売するほどの反響で1番スクリーンが満席になるのも初めて。14日は『恋ツブリ』も来場しすごい人だかりになったが、両日通じて多くの人に楽しんでもらえたのでは」と振り返る。
今月22日には追加上映を行う予定。