滋賀県地域情報化推進会議はこのほど、ホームページコンテスト「滋賀web大賞2012」の受賞サイトを発表した。
3回目となったコンテストには「企業」や「教育」などの4部門へ合わせて49サイトの応募があり、審査委員による厳正な審査の結果、各部門の最優秀賞には「滋賀県南郷水産センター」(大津市)、「特定非営利活動法人どこでも介護」(大津市)、「草津市子ども家庭部子育て支援センター」(草津市)、「成安造形大学付属近江学研究所」(大津市)が選ばれた。
同コンテストは2010年、地域で運営されているホームページのレベルアップを目的にスタートした。過去2回の応募総数は130を超える。今回から希望するホームページオーナーには、専門家によるデザイン提案や改修支援が行われる。
教育団体部門で受賞した「成安造形大学付属近江学研究所」の大原さんは「近江学研究所設立5年目の記念に受賞できてうれしい。この機会に私たちだからできる近江学への試みをたくさんの方に知ってもらいたい。これからも近江の文化をいろんな角度から発信していく」と話す。
同コンテストの審査委員で浜松商工会議所が主催する「浜松ホームページコンテスト」の審査委員も務めるITコーディネーターの和田喜充さんは「誰に何を伝えたいか明確で分かりやすく使いやすさも工夫したホームページが増えている。反面、何もしていないところとの差が大きく開いてきた。受賞サイトの優れた点を参考に、皆さん自身が課題を見つけ改善していく機会にしてもらいたい」と講評する。
表彰式は、6月29日に草津市で開催される同会議総会で行われる。