大津・唐橋町の「ギャラリー唐橋」(大津市唐橋町、TEL 077-537-2753)で現在、東日本復興チャリティーの「KIZUNA展」が開催され、県内を中心に125人の作家による約250点の作品が展示されている。
4回目となる同展は毎回、売上金全額と義援金を「あしなが育英会」を通じて被災地に寄付しており、総額は約260万円にも及ぶ。無償で提供された作品は、100円台のポストカードや雑貨から1万円前後の絵画まで、買い求めやすい価格で販売するため、「参加しやすく、楽しみにして来場する客も増えてきた」という。
「作家も私も当展をきっかけに生き方を見直した」と同ギャラリー副代表の内田真由子さん。「長期的な目標も大事だが、今を精いっぱい生きていきたい。周りの人に感謝し、つながり、助け合いながら、優しさ・愛情をもって、考えるよりもすぐ行動すること」と被災地と作家・買い求める客との絆を深め広げることに喜びを感じているという。
開廊時間は11時~18時30分(最終日は16時まで)。入場無料。3月12日まで。