ピエリ守山(守山市今浜町、TEL 077-584-1000)が12月17日、リニューアルオープンし4万3000人が来店した。
10時のオープン前には各店に長蛇の列ができ、オープニングセレモニーも行われた。主催者を代表し、サムティの森山茂会長は「新たにオープンするにあたり3点を意識して取り組んだ。その1はテナント構成。従来の小規模のテナントが200以上ある構成から高感度な海外ブランド大型店を核に100点ほどに絞り込んだ。琵琶湖岸に心斎橋が来たような感じだ。その2として、フットサルコートや来春オープンのアスレチックなど体験型施設もお買い物以外にも楽しんでいただける魅力を作っていく。その3として、ゆくゆくは温浴施設やホテルなど日本一の琵琶湖に隣接するロケーションも生かした展開も図りたい。二度とピエリ守山の灯を消さないように取り組んでいく」とあいさつした。
来賓の宮本和宏守山市長は「今回のピエリ守山リニューアルオープンは守山市民みんなが喜んでいるうれしいこと。政府が推し進める地方創生の先駆けでもある。守山、滋賀はもとより、全国からお客さんが来ていただけるような場所として発展していくよう祈念している」と祝辞を述べた。その後、関係者と地元カナリア保育園の園児、キャラクターのナズマ館長・アユによるテープカットが行われた。
オープン後は、ターゲットとしているヤングファミリーを中心に買い物客でにぎわった。京都市山科区から車で来た植野里佳さんと北本沙知さんは共に幼児を抱え、全品50%引きのOLDNAVYのレジ待ちの列に並んでいた。「ネットや滋賀の友人からオープンを知った。まとまっていて買い物しやすい。ガソリンはかかるが一日いられるのでいい」とほほ笑む。近江八幡市から子ども服を買いに来たという川村英梨香さんと太田智子さんは、H&MやGAPの袋を持ってZARAの会計を済ませていた。「レジが少ないため子どもがぐずったが、この後フードテラスで昼食をとるつもり」と一段落した様子だった。
年間来場者1100万人を目標とする同施設。平日にもかかわらず閉店まで駐車場も満員のまま多数の来場者が訪れた。
営業時間は、専門店・フードテラス=10時~21時、レストラン=11時~22時。