大津市内のローカルネタまとめサイト「おおつうしん」が現在、地元民を中心に注目を集めている。
同サイトを運営するのは大津市在住の髙橋諒さん。ほかの地域で運営されている同様のサイトを見て、自分が住む大津にもこんなページがあれば市民が便利だろうと昨年5月から運営を始めた。
髙橋さんはこれまでIT関連の経験がなく、全て独学で試行錯誤を繰り返してきたという。ページ開設直後はほとんどアクセスが無い状態だったが、店の開店情報やショッピングモールの情報を増やしていくうちに、フェイスブックやツイッターで紹介される機会も増え、現在では1日4000件ほどのアクセスがあるという。
アクセスの増加とともに利用者から情報提供される機会も増え、掲示板に投稿された飲食店開店情報をもとに現地を尋ね記事にすることもあり、今後も情報の充実に期待が集まっている。
「おおつうしん」で毎月公開しているアクセス数と記事ランキングよると、2月のアクセスランキングは1位がショッピングモールリニューアル情報、2位が琵琶湖疏水クルーズ試験運行情報、3位が市内のバイパス交通規制情報となっており、市民がどんな情報に関心を持っているのかも垣間見ることができる。
髙橋さんは今後について、「市民がそこに行ってみたくなるような情報を掲載していきたい。近隣の町にも同じようなホームページができて、互いに情報をやりとりしながらそこに住む市民が便利なサービスになるようにしていきたい」と意欲を見せる。