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草津で初の「イナズマフードGP」 イナズマロックフェスへの出店懸け58店が味競う

記者会見で意気込みを見せる実行委員会メンバーら

記者会見で意気込みを見せる実行委員会メンバーら

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 今年で7年目を迎えるイナズマロックフェスの前哨戦として「イナズマフードグランプリ in 草津」が8月14日・15日、野村運動公園(草津市野村)で初めて開催される。

2014年のイナズマロックフェス飲食エリア。毎年多くの人出でにぎわう

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 大規模野外フェスとして定着したイナズマロックフェス。今年も9月19日・20日の2日間、草津の烏丸半島芝生広場(草津市下物町)で開催される。昨年は2日間で過去最高動員となる約10万人の観衆が県内外から訪れた。同フェスは「琵琶湖の水を守ろう」をテーマとして掲げ音楽以外にも地元の食材や料理が楽しめる飲食エリアもイベントの重要な構成要素として取り組んできた。今回のイナズマフードGPは、来場者がおいしかったと思う店に専用コインを投票、上位20位までに入賞した店舗はイナズマロックフェス飲食エリアに出店できる資格を得ることができる飲食店バトルイベント。

 出店するのは県内外から集まった58店舗。県外の事業者には滋賀県産の食材を使うことが条件とされている。近江牛を使った肉料理から焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、ラーメン、スイーツなど工夫を凝らしたメニューが並ぶ。来場者は10枚つづり1,000円の金券を購入し利用する。余った金券は9月末まで出店者の実店舗で使用することができる。列に並ばずに購入できる「VIPパス(3,000円・1日300セット限定)」も販売。9月末日を期限とするクーポン券も会場で配布する。

 同イベントは「地域活性」「青少年育成」「エコ体験・啓発」の3つをコンセプトに掲げ、フードバトルの他にもさまざまな催しを企画している。エコをコンセプトとした「フリーマーケット」や「手づくり市」。人力発電の機関車やメリーゴーラウンドが楽しめる「エコ遊園地」。琵琶湖のヨシを使った工作教室などを体験できる「自由研究応援ワークショップ」。エフエム滋賀の番組「イナズマロックレディオ」公開録音も兼ねたステージイベントにはお笑いコンビ「ダイアン」「ザブングル」「カラテカ」やAKB48・田名部生来さん、第14回日本国民的美少女コンテストグランプリに輝いた高橋ひかるさんらが登場する。

 イベント実行委員長の福井敦さんは「イナズマロックフェスは7年目で認知もかなり進み県内に無くてはならないイベントに成長してきた。とは言え、現状は1年で2日間の開催のみ。もっと滋賀県や地元自治体の草津市のためになるようなストーリー性のあるイベントづくりをしていきたい。このイナズマフードGPを第一歩としたい」と意気込む。

 開催時間は11時~21時。入場無料。2日間で5万人の来場を見込む。

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